Zoom_特許の実務知識 (全4回)

技術系研修
  • その他
正しく読める。権利化できる。 回避できる 。

対象・難易度

新人・若手 リーダークラス 管理者クラス 経営者・役員
   

セミナー内容

第1回 10月16日㈪
特許・知的財産の基礎知識
ねらい▶知的財産権に関する最低限の知識を身につける
世の中の商品・製品は、技術的なアイデアについて特許権、工業デザインについて意匠権、商品
名について商標権等の知的財産権で守られています。知的財産権の大半は非常に強力な独占的権
利で「侵害とは知らずに実施していた」という弁明が通りません。知的財産権がどのようなもの
で、どのように活用されているか、企業の技術者や設計者、研究開発部門の方、さらには知財担
当者が知って おくべき知識を、具体例を交え、基礎から総括的に説明します。

➊ 知的財産とは何か、きちんと押さえておこう
●「知的財産」と「知的財産権」 ●知的財産権の種類
●最近の知財関連の訴訟の概略●知的財産権の活用方法(中小企業の活用事例等)

➋特許の基礎知識
●特許、実用新案について ●差止め、損害賠償等

➌特許の権利化手続き、例外的手続き
●出願から登録までの手続き ●補正
●国内優先制度 ●分割出願、出願変更等

➍意匠・商標、その他の知的財産の法律知識
●意匠について ●意匠の出願から権利化まで
●商標について ●商標の出願から権利化まで
●不正競争防止法、著作権法について

➎事業を保護する知的財産権(演習)
●ある企業の具体的な事例をもとに、事業をどのように知的財産権でどのように保護できるか検討してみよう
第2回 11月6日㈪
自社技術の権利化のポイント
ねらい▶自社のアイデア(知的財産)を上手く 権利化するコツを学ぶ
技術者や設計者の方は日々自社技術を生み出されていますが、特許出願できる「発明」とは別物
と思われている方が多いようです。しかし、日々生み出されている自社技術こそ、企業にとって
大事な知的財産であり、特許出願できる「発明」なのです。この回では、特許取得のための要件
等を説明した上で、どのような技術が良い特許になるかを説明して、簡単な事例をもとにし、日々
生み出されている自社技術をどのようにして良い特許権にするのかを説明します。

➊特許取得のための要件
●特許取得のための7つの要件 ●技術的思想の創作
●新規性と進歩性

➋特許の 「質」 とは
●費用対効果を考慮した特許出願  ●「事業から考える特許」と「発明から考える特許」

➌「特許請求の範囲」の読み方・書き方 演習
●簡単な事例を使った演習 ●「新しい部分」と「作用効果」
●「特許請求の範囲」(クレーム)とは ●「特許請求の範囲」の法的性格
●「特許請求の範囲」の読み方 ●「特許請求の範囲」の書き方

➍先行技術の調べ方
●特許調査の種類  ●先行技術の調査とは
●J-PlatPatの使い方 ●J-PlatPatを使った調査例

➎自社技術 「特許化」 のブラッシュアップ (演習)
●先行技術の記載内容の確認 ●本件発明の進歩性の見出し方
第3回 11月27日㈪
他社権利の侵害回避の方法
ねらい▶侵害訴訟に発展するような事態をどのように避けるか
自社の開発技術と似た技術について、他社が先んじて特許出願を行っていたことが公開公報によ
り発覚 することがあります。このような場合、このまま何ら変更なく開発を進めていくと、他社
の特許権の侵害となる 恐れ があるため、回避策を検討する必要があります。この回では、どのよ
うに対応すれば良いか、技術者・開発者が身につけておくべき知識について、わかりやすく説明
します。また、具体的な事例を使って、他社特許を回避する方法も考えていただきます。

➊特許権侵害の基礎
●特許権の性質 ●特許権侵害とは何か ●侵害回避とは、何をどうすることか

➋侵害回避の前に検討すべきこと
●紛争解決の手段の種類(放置、和解、判定、仲裁・調停、訴訟)
●鑑定書  ●無効審判(無効理由の検討)
●先使用権  ●クロスライセンス

➌侵害回避を考える際に知っておきたい特許請求の範囲の解釈
●「特許請求の範囲」とは ●独立請求項と従属請求項との関係
●文言侵害  ●均等侵害
●出願経過参酌の原則 ●公知技術参酌の原則

➍他社特許権を回避する方法(演習)
●簡単な事例を使った特許権の回避構造を検討 ●特許公報の読み込み
●出願経過書類の読み込み  ●回避構造の検討
第4回 12月11日㈪
特許調査とパテントマップ
ねらい▶特許情報をベースに開発の方向性を見定める
新製品開発や新技術開発において、特許調査はその方針を決める重要なものです。しかし、初心
者や経験の浅い方は、何をどのように調査すれば良いか、見当がつきにくいのではないでしょう
か。この回では、特許調査について理解を深めたい技術者・知財担当者の方に、効率的な調査の
やり方や、得られた特許情報を活用するために、整理・分析・加工して図表やグラフなどで表す
「パテントマップ」作成のポイントをわかりやすく説明します。

➊特許調査の種類・目的
●特許調査の種類と目的 ●どのように特許調査を行うのか

➋特許公報の読み方
●特許公報の意義・種類・発行時期 ●どのように特許公報を読めばよいか
●特許公報の記載事項 ●特許分類について

➌J-PlatPatを利用した検索方法
●J-PlatPatについて ●出願人/権利者情報を用いた検索方法
●番号を用いた照会 ●特許分類を用いた検索方法
●検索キーワードを用いた検索方法 ●その他、検索方法

➍パテントマップの基礎知識
●パテントマップとは ●目的に応じたパテントマップの例
●パテントマップの使い方 ●パテントマップの基本的な作成手順

➎パテントマップの作り方(演習)
●具体的な複数の特許公報から簡単なパテントマップを作成(簡単な事例でパテントマップを作成)

セミナー要項

名称 Zoom_特許の実務知識 (全4回)
開催場所 Zoom
価格(税込み) 52,800円(会員)/67,100円(非会員)

開催日・開催予定日

2023年10月16日(月)から2023年12月11日(月) 午後1時15分~午後4時45分
ありがとうございます。
こちらのセミナーは終了いたしました。 お問い合わせはこちらから
2022年10月17日(月)から2022年12月12日(月) 午後1時15分~午後4時45分
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