目と手と耳でわかる 簡易設備診断

目と手と耳でわかる簡単な設備保全

セミナー内容

設備の現在の状態を定量的に把握して異常や故障につながる要因を予知・予測し、必要な対策を見出すことを「設備診断」と言います。しかし、一般的に設備診断というと、振動解析や作動油の成分分析など、専門的知識が必要で、かつ時間がかかるため、なかなか実施しているところは少ないのが現状です。本研修では、異音はしないか?振動はないか?オイルは汚れていないか?など、誰もがすぐにできる簡易設備診断により、設備の異常につながる要因を早期に発見し、その対策までを解説します。保全マンや機械オペレータの基礎固めや、定期点検項目の参考に是非ご受講ください。
1.締結部品の簡易診断とその対策
現象 ボルトが緩んでいる
対象 ・「合いマーク」による確認
   ・ナットにスプリングワッシャを使用
   ・汎用工具の使い方間違っていませんか
   ・頭部がなめてしまったボルトの外し方
2.軸受部品の簡易診断とその対策
現象 軸受から異音がする
対象 ・異音の場所と種類を区別する
    ①キュルキュル音?
    ②ガラガラ、キシキシ音?
現象  軸受から発熱はないか?振動していないか?
対象 ・分解して内輪、外輪、玉を確認する
   特に内輪・外輪の玉が走行する走行路がずれていないか確認する
   損傷した軸受から損傷の原因を探る
3.空気圧装置の簡易診断とその対策
現象 エア漏れの音が聞こえる
対象 ・漏れている箇所を特定する
    ①パッキン? パッキン類の劣化を確認
    ②エアタンク? ③バルブ類?
   ・エア3点セットのオイルはあるか確認する
エア漏れ箇所の特定のしかた
4.油圧装置の簡易診断とその対策
現象 異音がする
対象 ・異音の発生箇所を特定する
    ①油圧ポンプ? ②油圧タンク?
   ・作動油が汚れていないか確認する
   ・油圧タンク内部、フィルタを洗浄する
油圧ポンプの種類を見分け、それに合った対応をする
5.伝達装置の簡易診断とその対策
現象 チェーンは摩耗していないか?
対象 ・チェーンのどの部分が摩耗しているのか確認する
    ①ローラが摩耗 ②ピンが摩耗 ③ブッシュが摩耗
   ・スプロケット内部を確認する
   ・スプロケットの平行を確認する

現象 ベルトは摩耗していないか?
対象 ・ベルトのどの部分が摩耗しているのか確認する
    ① 両側面が摩耗→プーリの平行がずれている
    ② 山の部分が摩耗→プーリの交換が必要
   ・ベルトとプーリの高さを確認する  

現象 ベルトから異音はしないか?
対象 ・プーリが高温になっていないか
   ・プーリが摩耗していないか
   ・回転子、固定子の隙間にプーリの摩耗粉が入っていないか 
 チェーン、ベルトの交換手順    
 
6.密封装置の簡易診断とその対策
現象 オイルの漏れが見られる
対象 ・まずはオイルで汚れている箇所を洗浄
   ・駆動させ、オイルが漏れている箇所を特定する
   ・オイルシール、パッキンを交換する
 パッキンで起こる様々なトラブル
7.潤滑油の簡易診断とその対策
現象 潤滑油が変色している
対象 ・潤滑油が汚れていないか確認する
   ・含水量を測定する
 潤滑油のチェックのしかた

セミナー要項

名称 目と手と耳でわかる 簡易設備診断
開催日 2021年12月6日(月)
開催時間 午前9時45分~午後4時45分
開催場所 大阪府工業協会 研修室
定員/申込締切日 50名/2021年12月2日
価格(税込み) 26,400円(会員)/31,900円(非会員)