品質保証 実務力強化コース (全5回)

品質管理研修
  • 品質保証
どうすれば、品質トラブルを減らし、顧客満足を実現できるか?品質保証プロセス全体を学べる重点5テーマ

対象・難易度

新人・若手 リーダークラス 管理者クラス 経営者・役員
 

セミナー内容

1 日常業務の見直しと問題解決アプローチ
➊ 日々の品質保証業務、ムダや盲点がないか?
●普段の日常業務の振り返り、問題点の洗い出し

➋ 品質保証における問題・課題とは
●「問題」と「課題」の正しい考え方、間違った捉え方
●「問題解決」と「課題達成」の手順

➌ 品質問題・課題に対する発見力・解決力
●問題解決力より課題発見力が求められる時代
●課題発見力を適切に発揮するための注意点
●課題発見力が役立つ場面/課題発見力を鍛える方法
●DST-PDCAの理解と活用

➍ 品質保証部門が取り組む、実践的思考法
●シーン別ロジカルシンキングの利活用(演繹法/帰納法/フェルミ推定/ロジックツリー/包含関係/フレームワーク等)
●クリティカルシンキングの利活用/ラテラルシンキングの利活用

➎ 品質保証部門が取り組む、問題解決発想法(TRIZ)
●TRIZとは? 3分類で発想 (構想系について12件紹介、技巧系について16件紹介、物質系について12件紹介)
●品質表、タグチメソッドとの組み合わせ
2 統計による分析力強化
➊ QC的ものの見方、考え方
●品質問題解決への道しるべ
   ●品質データの取り方・活用の仕方
   ●事実に基づく管理を実践するには
   ●層別という考え方
   ●QC的ものの見方、考え方~おさえておきたい10項目

➋ 品質データ分析の基本確認
●集団の全体像、特徴の把握
   ●統計的データ解析のために必要な色々な“分布”

➌ 各種統計手法の活用
●工程能力指数(Cp,Cpk)について
   ●系統図法+親和図法による、要求品質の把握と品質表
   ●管理図を使った工程管理
   ●対策提示における系統図+マトリックス図の有効活用

➍ 分析した品質データの効果的な活かし方
   ●仮説にもとづく、失敗しない検証の進め方
   ●データ分析で得た示唆を人と共有し、粘り強く議論

➎ 事例演習/グループ演習
3 FMEA・FTAによる未然防止の勘所
➊ 信頼性の基礎、信頼性解析の概要
●SCMを考えるうえでの視点
●信頼性の重要性、信頼性の三要素
●FMEA・FTAの重要性
●品質保証でのフェーズでの活用

➋ FMEAの具体的な進め方
●FMEAの考え方(構成要素の故障が及ぼすシステム全体への影響度評価) 
●FMEA実施法(工程FMEA)
●FMEA実施法(設計FMEA)
●FMEAの効果的活用

➌ FTAの具体的な進め方
●FTAの考え方(重大故障の原因をロジックツリーで解析)
●FT図の作成法
●FTAの特徴と基本事項
●定性的解析と改善策の絞り込み

➍ 事例演習で、FMEA・FTAの理解を深める

➎ FMEA・FTAによる品質トラブル未然防止の考え方
●問題解決と再発防止 ●未然防止へのアプローチ
4 DRの進め方、トレーサビリティの考え方
➊ DR(デザインレビュー)の背景
●DR実施の意義を正しく理解 
●DRの必要性と効果的運用

➋ DR(デザインレビュー)の具体的な進め方
●DR実施体制の整備、設計部門・事務局の事前準備と報連相の必要性
●課題や問題の見える化・共有化の必要性、その方法・道具など

➌ ここに注意! 間違いだらけのデザインレビュー
●上手く進められない、形骸化してしまう、活用できない理由、原因、事情
●問 題指摘でレビュアーが行うプロセス
●ドキュメントのなかで漏れが発生しやすい箇所
●問題指摘におけるリーダーのプロセス
●使うべきでない 「主な曖昧語」 とその対応

➍ トレーサビリティの管理
●そもそも、トレーサビリティとは、何をどうするのが正しい?
●2種類のトレーサビリティ、それぞれの使い方

➎ 重要品質問題の事例研究/トレーサビリティ実践事例紹介
5 クレーム対応策、品質不正の防止策
➊ 品質クレームの背景、品質クレーム対応の正しいプロセス
●品質クレームを起こしやすい体質、品質不正を防ぐ体質
●クレーム対応の4つの基本手順
●クレーム情報は共有財産

➋ 品質不正・不祥事の防止策
●最近の品質不正・不祥事について ~ そもそも、不正はどうして発生してしまうのか?そのメカニズムとは?
●品質不正・不祥事を、どのように考えるのか?
●品質不正・不祥事を防ぐ方向性、品証担当者の役割

➌ 特採(特別採用)の考え方と処置・対策
●特採の考え方と判断基準 ●特採の処置・対策

➍ 品質不正を未然に防ぐ、人材育成の実践ポイント
●人材育成の取り組みと持つべき死生観について(どのようにすれば、品質不正が起きない仕組みを構築できるか)
●品質保証部門のOJT教育ですべきこと ~ コーチングとティーチング技術を活かすポイント

➎ 品質保証に対する心構え、品質語録の紹介

セミナー要項

名称 品質保証 実務力強化コース (全5回)
開催場所 大阪府工業協会 研修室
価格(税込み) 123,750円(会員)/154,000円(非会員)

開催日・開催予定日

2023年7月14日(金)から2023年11月10日(金) 午前9時45分~午後4時45分
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