セミナー内容

１. 『味』『食感』『香り』などを評価するための基礎知識

　●官能評価とは
　●食の官能評価のための検査室と試料の管理
　●分析型官能評価、嗜好型官能評価
　●官能評価の準備をする際の基本的な注意点

２. パネル（評価者）の適切な選定と管理の方法

　●分析型パネルと嗜好型パネル
　●味や香りの分析型パネルの選定法
　●パネルの人数
　●分析型パネルの訓練と管理

３. 官能試験を実施する際の注意点と実務ポイント

　●官能評価日時の設定 　
　●一度の評価量
　●試料の調整
　●試料の温度
　●質問票の作成
　●官能評価に及ぼす心理的影響
・相殺による順序や位置の影響の統制
　　 ・ランダム化による順序や位置の影響の統制

４. 目的に応じた評価手法の選択とデータ解析方法

　●感覚による測定の特徴
　●官能評価データの尺度の水準
　●データの性質と、さまざまな測定手法
　●フリードマンの順位検定
　●SD（Semantic Differential）法とデータ解析方法
　●QDA（Qualitative Data Analysis）法とデータ解析方法
　●TDS（Temporal Dominance of Sensations）法とデータ解析方法

５. 官能評価の適用事例紹介

　●SD法によるLED光源の評価
　●TDS法による炊飯米の食感の時系列評価 etc.