Zoom_購買・調達の実務 (全6回)

生産管理研修
  • 調達・購買管理
良い製品を、適切な価格・納期で購入するための実務ノウハウを解説

対象・難易度

新人・若手 リーダークラス 管理者クラス 経営者・役員
 

セミナー内容

テーマ1 見積原価計算のやり方 7月19日(金)
①製造原価のしくみを理解する
・利益はどのように計算されているか
・直接費・間接費とは何か
・製造原価とは何か?  
・変動費・固定費とは何か

②見積原価計算の進め方
・原価見積は、どのようにやるか
・加工時間の見積り方
・材料費は、どのように見積るか  
・労務費・経費の見積り方
・加工単価(加工費レート)の見積り方
・その他、見積原価計算でおさえておくべき事項

③購買・調達目線の原価低減目標の決め方
・経営目標値との関係を明確化する手法
・目標値のブレークダウン、配分、合意

④購入価格を決めるポイント...失敗しないための着眼点
・貴社の購買管理レベルは高いか
・相場材料の場合のコストダウン余地

⑤原価計算の目的はコストダウン...あの手この手でコストダウンを考えよ
・コストテーブルを使った購入価格の決め方
・原価低減方策マトリックスの活用
・コストテーブル作成のステップ
・その他 ~ 市況材料、汎用部品、特殊品など
テーマ2 購買(価格)交渉の進め方 8月2日(金)
①購買・調達担当者が気をつけるべき、交渉の本質
・交渉とは何か、何を考え交渉すればいいのか
・これまでの交渉術の問題とは?
・購買・調達の交渉と、個人の交渉の違い
・求められる基本姿勢~誠実・真摯・柔軟

②価格交渉を有利に進めるための事前準備
・目的、目標値(着地点)、折衝タイプ
・社内における事前合意をどこまで行うべきか
・交渉相手の基本情報をどこまで把握するか
・Win-Winに持っていく交渉シナリオの考え方

③負けない値下げ交渉の具体的な進め方
・商談を行う際に知っておきたい数々の心得 
・折衡相手のSWOT分析
・値下げ申し入れの根拠・ケース別説得方法 
・論理的な質問で切り崩せ

④こんな時どうする? 交渉場面でよくある事例
・値上げ要請を受けたら? 
・互恵購買を要求されたら?
・独占的な物品を調達する時は? 
・値下げ要求を断られたら?
・商社を経由する時は?
・新規売り込み先への対応は?

⑤交渉不成立となった場合の正しい対応
・課題継続、エスカレーション
・他メーカーへの併注・転注する際の注意点
テーマ3 購買業務の効率化・デジタル化 9月20日(金)
①買い方を知っている購買・調達担当者はコストから利益を生み出す
・調達活動を通じて利益を稼ぎ出す部門...購買・調達の「プロ」と呼ばれる要件
・サプライチェーンとバリューチェーンから見た購買・調達部門の役割
・購買・調達戦略と技術戦略/購買・調達戦略と生産戦略/購買・調達戦略と物流戦略

②購買・調達業務プロセスの効率化
・現状分析・・・内部業務フロー/社外&社内他部門との業務フロー
・オペレーション業務の効率化のやり方、コストリダクション(コストダウン)の着眼点

③ルーチン業務の見直しと業務効率化の進め方
・ノンコア業務の合理化、コア業務への集中
・業務フロー改善による日常業務の時間短縮
・マニュアルの装備と点検
・ムダ業務の洗い出し、改善、システム化、廃止
・業務ノウハウの教育、購買OJTの進め方
・購買・調達業務の属人化改善、情報の共有化

④購買・調達業務のデジタル化推進ポイント
・従来のやり方と問題点
・ツールあれこれ、ツールをうまく活用するコツ
・購買・調達業務のデジタル化...真の狙い
・デジタル化の理想形、最終形
・業務デジタル化の着眼点
・中小企業で取り組めるデジタル化事例紹介
・デジタル化を進める3ステップ
・アナログな最終工程でのデジタルの位置とは
テーマ4 開発購買の基礎力養成 10月18日(金)
①開発購買のあり方と基礎知識
・そもそも、開発購買とは?
・バリューチェーンから見た開発購買
・なぜ今、開発購買なのか?
・購買部門は利益創造部門
・アングリーカーブ、スマイルカーブ、ハーフスマイルカーブ・・・どこで付加価値をつけるべきか

②コストダウンの推進力を高める開発購買の進め方
・開発購買が、なかなかうまくいかない理由
・設計プロセスに沿った開発購買
・原価企画が開発購買の第一歩
・開発購買の基本であるVE活動
・目標コストの設定(設計開発費の管理、市場状況の把握と予測・・・)

③開発設計部門との上手な連携のやり方
・開発設計から購買へ期待すること
・具体例で学ぶ連携とその手順
・頼られる購買担当者の能力とスキル

④開発購買におけるサプライヤーとの協創ポイント
・早期段階からのサプライヤー参画
・原価目標達成のための比較競合の視点

⑤開発購買事例の紹介 開発購買をうまく進めるヒント
・講師の実務体験に基づく事例を紹介、開発購買をうまく進めるヒントを見いだしていただきます
テーマ5 SCM(サプライチェーンマネジメント)と外注管理の実践 11月22日(金)
①サプライチェーンマネジメントのあるべき姿
・SCMを考えるうえでの視点
・バリューチェーンとスマイルカーブ
・真のWin-Win パートナーシップ
・静的なオペレーション思想から動的思想への転換

②発注先の選別ポイント
・良い取引先の条件
・失敗しない、取引先の評価・判定のやり方
・新規取引先の見つけ方 
・取引を中止するときの注意点 

③協力会社とのパートナーシップ構築方法
・信頼関係の構築と継続
・サプライヤーとの中核的協働作業
・調達対象別のパートナーシップの取組み
・評価結果の活用と調達先企画

④欠品・納期遅れの防ぎ方
・納期確保のための心構えとポイント  
・納期遅延の要因別対応策 

⑤SCMのメリットを最大化する運用上のヒント
・調達カテゴリー戦略推進のポイント
・公平性と透明性、ワンボイス化
・調達市場情報、サプライヤー情報の分析
・QCDD部署との協業による合意形成
・サプライヤー層別の視点
・競合か共創か、技術戦略との整合
テーマ6 グローバル調達の実務 12月13日(金)
①海外調達の必要性と重要性
・なぜ今、グローバル調達なのか
・直接輸入と商社経由輸入
・海外輸入のメリットとデメリット
・グローバル調達における自社評価

②海外調達のプロセス
・輸入業務の流れ
・海外サプライヤーの製品コスト、輸入にまつわる各種コスト
・どのように海外サプライヤーを探すか?
・輸入における製品と書類の流れ

③海外調達をコストダウンに結びつける方法
・海外コストと国内コストのギャップ
・真のコストの把握(輸送費、在庫、開発追加工数・・・見えないコスト)

④実例から見る、海外調達で失敗しないポイント
・グローバル調達におけるリスクマネジメント(納期、品質、為替、物流、与信管理・・・)
・グローバルソーシングの仕組み、プロセス構築
・理想的な海外調達組織体制
・事例から未然防止策を考えよう(粗悪品、図面との乖離、納期遵守されない、連絡がつかない、サイレントチェンジ)

⑤海外調達先とのトラブル事例、知っておきたい法律
・設計図面の流出、機密情報の流出  
・その他、輸入にまつわるトラブルと法律

セミナー要項

名称 Zoom_購買・調達の実務 (全6回)
開催場所 Zoom
価格(税込み) 148,500円(会員)/184,800円(非会員)

開催日・開催予定日

2024年7月19日(金)から2024年12月13日(金) 午前9時45分~午後4時45分