開催日 | 2021年4月21日(水) ~ 2021年8月4日(水) |
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開催時間 | 午前9時45分 ~ 午後4時45分 |
開催場所 | 大阪府工業協会 研修室 |
申込締切日 | 2021/04/19 |
会員価格(税込み) | 193,600円 |
非会員価格(税込み) | 237,600円 |
1 工程管理 基礎講座(4/21)
①工程管理の必要性と目的
②生産計画・・・立て方のポイント
(1)日程計画の流れとやり方
・大/中/小日程計画の使い分け
・基準日程の役割と設定の仕方
・スケジューリングの押さえどころ
(2)手順計画の流れとやり方
・手順書の設定項目と作り方
・工程表と工程図の作成
・手順書を使い倒す押さえどころ
(3)工数計画のやり方
・標準時間の設定方法
・生産能力と負荷の計算方法
・工数見える化の押さえどころ
③計画の実効性を高める生産統制
(1)生産統制のねらい
(2)目で見てわかる現品管理のやり方
・現品票の様式と使い方
・置き方で管理する押さえどころ
・仕掛品管理ノウハウ
(3)ベクトルが揃う進捗管理のやり方
・進捗管理を成功させるポイント
・遅れと異常を共有する方法
・戦略的コミュニケーションの押さえどころ
(4)生産性を高める余力管理のやり方
・負荷を把握するポイント
④レベルを上げる工程管理改善
(1)工程管理の全体像を設定する
・入口と出口を明らかにする
(2)現場主導で進める改善のポイント
・継続できる仕組みをつくる
2 品質管理 基礎講座(5/12)
①“品質”とは何かを理解する
(1)良い商品やサービスを実現する
“品質管理(QC)”とは?
⇒同じ品質を維持/良い品質を実現する
(2)設計品質で目標を設定し、製造品質でものづくりを行う
⇒ハードの品質/ソフトの品質
(3)品質をつくり込むPDCAサイクル
②品質管理を進めるQC的な考え方
(1)QC的考え方とは
(2)“お客様指向”と“後工程はお客様”
(3)“重点指向”と“源流管理”
(4)“プロセス管理”と“事実による管理”
③QC的問題解決の手順と手法
(1)気付いた問題を解決する
“テーマの選定”(グラフ)
(2)重要な問題点を探す“現状の把握”(パレート図)
(3)どこまで良くする“目標の設定”
(4)要因を洗い出す
“要因の解析”(特性要因図、ヒストグラム、散布図)
(5)原因を解消する対策を考える
“対策の立案と実施”(系統図)
(6)目標が達成できたかを確認する
“効果の確認と標準化”
④品質管理と品質改善の進め方
(1)SDCAサイクルとPDCAサイクル
(2)方針管理と日常管理
(3)ボトムアップの活動“QCサークル活動”
(4)適切な物差しで見る管理尺度
(5)良いやり方を続けるための社内標準化
3 原価管理 基礎講座(5/24)
①原価管理の必要性を知る
(1)利原価管理とは
(2)利益創造
②原価の用語と分類を知る
(1)原価(コスト)とは
(2)総原価・製造原価・売上原価
(3)原価の分類
(4)直接費と間接費
(5)変動費と固定費
(6)財務会計と管理会計
③原価の計算方法を知る
(1)原価計算の目的・種類
(2)原材料費の計算方法
(3)加工費の計算方法
(4)損益分岐点の計算方法
(5)限界利益
④原価管理の進め方を知る
(1)目標原価(標準原価)の設定
(2)原価統制 ~原価差異分析~
(3)原材料費・加工費・経費等の削減
⑤コストの構造化と原単位を知る
(1)コスト分析の進め方
(2)コストテーブル
⑥コスト低減手法を知る
(1)原価企画
(2)標準化設計
(3)コンカレントエンジニアリング
(4)原価管理システム
⑦コスト低減施策を考えよう
4 調達・購買管理 基礎講座(6/7)
①調達・購買部門の役割
(1)調達・購買とは
(2)調達・購買部門の役割(責任と権限)
(3)企業利益に貢献する調達・購買
(4)調達・購買担当者に必要な知識とスキル
②調達・購買の基本業務
(1)調達・購買業務プロセス
(2)契約関係
(3)法令遵守(コンプライアンス)
(4)ミニ講座「コンプライアンスについて考えよう」
③取引先(サプライヤ)選定・評価
(1)サプライヤ選定の進め方
(2)サプライヤ企業分析評価項目
(3)サプライヤ企業評価の考え方
(4)評価基準
(5)システム化事例『サプライヤ選定システム』
(6)ミニ講座「企業評価基準項目について考えよう」
④購入価格の決定
(1)購入価格決定の進め方
(2)購入価格分析評価項目
(3)原単位の考え方
(4)購入価格の査定、評価方法
(5)システム化事例『コストシミュレータ』
(6)ミニ講座「原単位について考えよう」
⑤購入品の最適なQCDの実現
(1)最適なQ・C・Dの実現の進め方
(2)ミニ講座「QCD 交渉について考えよう」
⑥調達・購買トラブル事例とその対策
(1)取引評価をしなかったために起きた事例
(2)契約書を作成していなかったために起きた事例
(3)取引先管理をしていなかったために起きた事例
⑦調達・購買情報収集とその活用
5 在庫管理 基礎講座(6/23)
①在庫管理の基礎 ~くさった在庫は捨てよう~
(1)売上拡大と在庫削減
(2)業界によって変わる在庫の種類
(3)在庫がコストを生み出す
(4)在庫のメリットとデメリット
(5)在庫のコントロールのやり方
②適正な在庫量を求める
(1)在庫管理をやってみよう【演習】
(2)在庫を現地現物で見る
(3)在庫をデータで見る(分析)
(4)どうやって入りを決めるか
③さまざまな発注方式を検討する
(1)予測方式
(2)ボーダーライン方式
(3)ツーボックス方式
(4)かんばん方式
④製造業の在庫管理のポイント
(1)製品の在庫管理
(2)仕掛品の在庫管理
(3)部品・材料の在庫管理
⑤さらに在庫削減をするためには
(1)買い方・つくり方の改善
(2)売り方の改善
(3)持ち方の改善
⑥在庫削減の事例~コンビニに学ぶ在庫削減~
(1)くさった在庫は捨てる
(2)売れているものと売れていないものに分ける
(3)売れている商品には手間をかける
(4)正しいデータをつかむ
(5)仕入れ条件の「当り前」を見直す
(6)本当の売れ行きをつかむ
(7)今までと違ったかたちで在庫を持とう
6 生産管理システム入門講座(7/7)
①生産管理システムとは
(1)QCD向上のための2つのアプローチ
(2)生産管理システムで扱う情報
(3)生産管理システムと周辺システム
(4)生産管理システムの歴史
・MRP ・CIM ・ERP ・SCM
(5)生産管理システムの運用イメージ
②生産形態に合わせた生産管理システム
(1)部品表とは
(2)個別受注生産・・・製番管理方式
(3)ロット生産・・・MRP方式
(4)製番管理方式とMRP方式のメリット・デメリット
(5)自社に合った生産管理システムを選ぶ
(6)部品表をつくってみよう【演習】
③生産管理システムの主な機能と運用イメージ
(1)基準情報管理機能
(2)受注出荷管理機能
(3)生産計画機
(4)購買管理機能
(5)製造管理機能
(6)在庫管理機能
④生産管理システム導入で失敗しないために
(1)動かない生産管理システム
(2)導入スケジュール・ポイント
(3)プロジェクトでやるべき重要事項
(4)プロジェクト体制のポイント
(5)現場改善と生産管理システムの連携
7 設備管理 基礎講座(7/16)
①設備管理の重要性
(1)設備能力をフルに発揮させ続けるには
(2)生産数目標達成、納期管理のために稼働率改善
(3)品質管理のための工程能力カイゼン
(4)設備・治工具管理担当者の役割
(5)関連部門と協力し結果SPQCDを出す
②なぜ、設備は故障するのか
故障の要因①劣化促進
故障の要因②ストレス放置
故障の要因③強度不足
③設備保全にかかわる基礎知識
(1)設備保全マンがすべき3つのこと
(2)設備保全の方法
①事後保全BM ②予防保全PM ③TPM
④設備の5S管理
(1)『故障ゼロ』『停滞ゼロ』『災害ゼロ』につながる設備の5S
(2)設備5S活動のやり方・赤札作戦 ・目で見る管理…⑤設備の5S管理
⑤治工具の管理
(1)工具は集中管理する
(2)治具の取り違いをなくす
(3)実践的な管理手法
8 物流管理 基礎講座(8/4)
①物流の全体像を理解する
(1)物流の基本機能と基本管理領域
①物流の5機能プラスワン ②物流の7管理領域
③工場では避けて通れない追加3機能
(2)物流コストの概要
①物流コストの分類 ②物流コストの実態
③物流コスト把握上の問題点
②構内物流を徹底的に改善する
(1)構内物流とは ①構内物流の定義 ②よくある間違った構内物流の取り組み
(2)構内物流が果たすべき3つの役割
(3)構内物流の機能別問題点と改善方法
①倉庫作業・荷役作業・梱包作業の問題点と改善方法
③外回りの物流を徹底的に改善する
(1)外回りの物流とは何か
①調達物流・販売物流の問題点と改善方法
(2)物流コストの6割を占める輸送を改善する
①輸送の定義と輸送モード ②輸送モードの選択方法
③輸送改善の取り組み方
(3)外回りの物流との接点である入出荷場を改善する
①入荷場・出荷場の問題点と改善方法
(4)物流外注化の注意点
①よくある物流外注の失敗事例
②物流外注先評価と指導の重要性
③共同改善の取り組み
④コンプライアンスとリスクマネジメント
(1)最低限知っておくべき関係法令
①貨物自動車運送事業法 ②倉庫法 ③下請法と特定荷主
(2)最近の国の取り組みを理解する
①トラックドライバーの労働時間
②荷主、着荷主への依頼事項
③ホワイト物流